本文へスキップ

電話でのお問い合わせはTEL.

                The agreement of Rudolf Steiner and Onisaburo Deguchi
                   ルドルフ・シュタイナーと出口王仁三郎の符合
                                                                   咲杜憩緩

 シュタイナー哲学体系【7】

地球神霊・周期の霊・自然霊



 

●地球神霊・・・地球の自我に相当(惑星神霊)

 ・惑星の周囲および惑星外の空間に存在するものすべてを知覚して、

  惑星の行為と感情を、宇宙空間から知覚するものに従って整える。

 ・私たちの土台となる惑星の中に惑星神霊は生きている。

 ・他の惑星神霊たち、地の天体神霊たちと共同して生きている。

 ・自然霊を指揮し、地球にリズミカルな交換、繰り返し、空間内の
  転換を呼び起こす。

 ・時間の経過の中で、地球が他の天体と正しい位置にくるように指
  揮し、導く課題を担っている。

 ・地球の大きな感覚装置であり、この装置を通して地球は周囲との
  正しい関係に至る。

 

 

●周期の霊  ・・・地球のアストラル体(感受体・想念体)に相当

 

  ・第1ヒエラルキア(上級三隊の天使たち)の末裔(まつえい)。

  ・昼夜、四季、時刻など、地球の時間の配置、時空の分割に配慮
   している。

  ・地球の自転させる担い手。

 

 

●妖精&群の霊魂・・・地球のエーテル体(生命体)に相当 

 

 ○群の霊魂

  ・第2ヒエラルキア(中級三隊の天使たち)の末裔(まつえい)。

  ・「植物の群の霊魂」「動物の群の霊魂」と呼ばれる存在。

  ・人間とは異なり、動物の群・植物の群は、1個の霊魂存在から

   心魂を吹き込まれている(獅子の形態、虎の形態、等々)。

          

 

 ○妖精(自然霊)

  ・第3ヒエラルキア(下級三隊の天使たち)の末裔(まつえい)。

  ・自然を熟成させ枯渇させること、地球全体に生命をもたらすこ
   とに関わる。

  ・自然界の小さな大工たち。

  ・以下の4つに分類される。

 

   △土の精(グノーム) 
    ・根の精霊たち。

    ・人間に「目覚めに向けて努力せよ。」と合唱する。

   △水の精(ウィンディーネ)・宇宙の科学者。

    ・人間に「精神の中で考えよ。」と合唱する。

   △空気の精(シルフ)  
    ・植物に光をもたらす。

    ・人間に「創造的に呼吸する存在を生きよ。」と合唱する。

  △火の精(サラマンダー)
   ・熱と光の住人。

   ・人間に「愛しつつ、神々の意思の力を受け取れ」と合唱する。

   

●惑星(地球)・・・惑星の肉体の働きに相当

 

■説明(抜粋)

 

 ○現在の人類の意識から非常にかけ離れた、このような考察を行うときには、

  「私たちの眼前に広がっている物質界は、霊的なものに浸透されている」ということを、

  心に留めておかなくてはなりません。

  人間にはエーテル体(生命体)が浸透しています。

  同時に、「外界に存在するもの、外界に生きているものは、霊的に活動する多様な

  妖精たちに浸透されている。」と、考える必要があります。

 

 ○人間が地球全体を活動領域としているのに対し、これらの妖精は四つの元素それぞれのなかで活動します。

 

 ○天文学者が計算によって、地球の自転に関して見出す事柄が、じつは周期の霊たちによって

 地球全体に分割させているのを、霊的なまなざしは知覚します。

  周期の霊たちは、地球を自転させる力の担い手なのです。

  地球のアストラル体のなかに、通常の交替、植物の開花と衰微に関連するものが見られます。

 

 【天使たち妖精たち ルドルフ・シュタイナー著 西川隆範訳 風濤社】より

 

 

■補足

 

 ※惑星全体の神霊の作用は、前回のシュタイナー哲学体系【F】(神・惑星神霊について)をご参照下さい。

 

 ※地球とは、地球神霊たちを『自我』とし、周期の霊たちを『アストラル体』とし、妖精や群の霊魂たちを『エーテル体』とし、惑星という球体の物質地球を『肉体』とする統一体と表象できるようです。

 

 ※妖精についてはまた機会を改めて詳しく紹介できればと思います。

 ※地球神霊の自我に相当する働きは、以下の天使が担っていると思われます。

 

     第2ヒエラルキア(中級三隊の天使たち)

        ・キュリオテテス(叡智霊)

        ・デュナミス(運動霊)

        ・エクシスアイ(形態霊)

 

     第3ヒエラルキア(下級三隊の天使たち)

        ・アルヒャイ(時代霊)

        ・アルヒアンゲロイ(民族霊)

        ・アンゲロイ(守護天使)

 

 ※周期の霊・群の霊・妖精は、書籍には『末裔』(まつえい)と訳されていますが、

 

  日本において『眷属』(けんぞく)と呼ばれている存在が含まれると思われます。

 





制作者関連

制 作:咲杜憩緩

ブログ:地球の救い方
     ルドルフ・シュタイナー
        の人智学に学ぶ


著書:ルドルフ・シュタイナー
   と出口王仁三郎の符合