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■シュタイナー哲学体系【A】■
◆◇◆ヒエラルキア◆◇◆
○『ヒエラルキア』とは、ユダヤ教−キリスト教の天使を示す
言葉で、天使たちの位階を以下の9階層に分類している。
○シュタイナーは、それぞれの天使の性格から、その名を
『○○霊』と名づけている。
■第1ヒエラルキア■(以下の三天使の総称)
(上級三隊の天使たち)
●【第1位・セラフィーム(愛の霊)】
○宇宙系の計画をする根源の宇宙叡智。
○或る太陽系の至高の理念、至高の目標を宇宙叡智から受け
取る課題を担った存在。
○別名、熾天使。
●【第2位・ケルビーム(調和霊)】
○セラフィームが受け取った至高の理念・至高の目標を実現
可能な計画に置きかえる課題を担った存在。
○太陽紀の形成時に、主に大天使に作用し横道十二宮の起
源となった霊存在。
○別名、智天使。
●【第3位・トローネ (意志霊)】
○セラフィームが直感し、ケルビームが考え抜いたその崇高な
宇宙思想を実践する課題を担って火を流し込んだ存在。
○別名、座天使
■第2ヒエラルキア■(以下の三天使の総称)
(中級三隊の天使たち)
●【第1位・キュリオテテス(叡智霊)】
○トローネが流出したものを受容し、それを秩序づけ、そこに
生じた古土星と全宇宙との間に調和を生じさせる存在。
○デュナミスの命令者。
●【第2位・デュナミス(運動霊)】
○キュリオテテスが受け取った古土星と全宇宙との間に調和
を、実行に移す執行者としての存在。
○別名、力天使。
●【第3位・エクシスアイ(形態霊)】
○デュナミスの打ち建てたものを存在するように配慮する維
持者。
○土星紀・太陽紀・月紀・地球紀・木星紀・金世紀・ヴルカ
ン星紀といった、別の惑星状態へと全人類を導く存在。
○人類の進化全体のために、地球紀が終ると、人類を再び正
しい仕方で、休息期(プララヤ)へ導き、そして、木星紀
という次なる目標への道を見出すために働く。
○別名、能天使。
(下級三隊の天使たち)
●【第1位・アルヒャイ(時代霊)】
○全人類の地上生活のために働く存在。
○或る時代の人間の使命と存在意義のために働く。
○地球紀において、人間が地球に属さなくなるまでに高次に
霊化される時代まで導く働きを担っている
○別名、権天使、人格霊とも呼ばれる。
○天使よりも更に一段高次の霊であり、大天使とも呼ばれる。
○民族、人種などのような、より大きな人間関係の中で、集団
生活と個人生活とを秩序づけるという、より包括的な課題を
担っている。
●【第3位・アンゲロイ(守護天使)】
○人間より1段階高次の存在として、その人の個性を或る転生
から、次の転生へと導いている存在。
○人間の記憶を或る転生から、次の転生へと保持し続けながら、
その人生を注意深く見守る。
○一般的に、天使と呼ばれるのはこの存在。
※ 人間は、第10番目のヒエラルキアとも言うことができる。
※ 人間より下は、動物界、植物界、鉱物界とつづく。
※ 土星紀・太陽紀・月紀・地球紀・木星紀・金世紀・ヴルカン星紀
といった、地球の進化過程に関する内容は、
ばと思っています。
※ こうした高次のヒエラルキアの名称は、シュタイナーの『霊的宇宙
論』に多く登場し、太陽系創造の過程や太陽系と星座との関係にヒ
エラルキアが深く関与している事を述べています。
※ 私たち人間の意識に直接的に関係しているのは、天使と大天使で
あることが『民族魂の使命』などで論じら